LTFブログ〜神谷亮太official〜

皆さん本日も1日お疲れ様でした。

いかがお過ごしでしたでしょうか？

外はとても寒いですね、気が付けばもう12月も折り返しています。

12月に入ってからは怒涛の日々を過ごしておりました。

顕嵐君とのご縁で、

阿部顕嵐 独演会『風姿花伝』第二期公演に出演させて頂き、全3公演を届け切り無事に千秋楽を迎える事が出来ました。

改めまして関係者の皆様、ファンの皆様、そして顕嵐君、とても貴重な経験をさせて頂き心から感謝申し上げます。

ファンの皆様が温かく迎えてくださり、怪我なく無事に終えられて、まずはホッとしております。

今夜は『風姿花伝』を終えた心境をブログにしていこうと思います。

顕嵐君との出会いは約3年前のヒプノシスマイクという作品でした。

僕はアンダーという形で携わらせて頂いておりまして、ここ数年は現場で一緒に過ごす時間も増えていき、自分が表に立つ事はなくてもとても楽しい時間を共有させて頂いておりました。

それから今年の10月、11月には『BREAK FREE STARS』という作品で初共演させて頂き、ようやく一緒にステージに立てるとお互い喜んだことをよく覚えています。

そういったこれまでのご縁もあって今回『風姿花伝』にお声がけ頂き、本当に光栄で嬉しく思っておりました。

出会った当初から今日まで、まさかこんな日が来るなんて想像すらしていなかったし、これまで自分が頑張ってきた事がこんな素晴らしい日に繋がったなんて、、、顕嵐君には感謝しかありません。

始まったかと思えば寂しくももう終わってしまったわけですが、ここ1週間は本当に寝ても覚めても『風姿花伝』、多忙な顕嵐君と稽古出来る日も限られていて、僕にとってもかなり挑戦的なパフォーマンスになりました。

殺陣、アクロバット、ジャズダンス、和太鼓、、、どれも本当に大変で、正直妥協しそうになる瞬間もあったのですが、顕嵐君と自分自身の成長の為にもひたすら練習練習練習、、、本番は素晴らしい先生方のご指導のおかげでしっかりと全力を尽くす事が出来ました。

衣装も本当に素敵で、毎回衣装さんが丁寧に着付けしてくれたのですが、和装というのは身も心も引き締まってとても背中を押してもらえました。

自分がこれまで触れてこなかったものに挑戦できたことは自分にとってもとても大きな経験になりました。

そしてそんな今の自分の120%のパフォーマンスを引き出す事が出来たのは顕嵐君はもちろんの事、今回一緒に参加した樹来の存在がとても大きかったです。

樹来とは「KYOTO SAMURAI BOYS」というグループで長い事一緒に活動していたのですが、彼のパフォーマンス力は本当に素晴らしくて、とにかく何でも出来る、一緒にステージに立っていると本当に頼りになるしとても安心する存在です。

僕はここ数年でアクロバットを覚え始めて、普段からコツコツ練習しているのですが、

彼と肩を並べてアクロバットや殺陣の合わせ技を披露出来たのはとてもとても嬉しかったですし、一つの目標を実現させる事が出来た瞬間でもありました。

改めて一緒にパフォーマンス出来て良かった、ありがとう。

これからも良き仲間、良きライバルとして切磋琢磨していきたい存在です。

こうして思い返すだけでも本当に濃密な機会だったと改めて思います。

関係スタッフの皆さんはとても優しくて全力でこの公演をサポートしてくださりました。

制作、衣装、ヘアメイク、映像、音響、照明、美術、大道具、小道具、収録・撮影、演出部の皆さん、素敵な楽曲や各先生方、生演奏でステージに命を吹き込んでくれた三味線のKIJIさんと小野さん、そして植木豪さん。

何と言いますか、これほどまでに沢山の方々の頑張りや思いを背負ってステージに送り出してもらえるというのを強く実感したのは初めてかもしれません。

きっと全関係者の方が心の中ではとても緊張していたんだと思います。笑

その期待とか全てのものを背負ってステージに立ち、素晴らしい多彩な表現でファンの皆さんを魅了した顕嵐君、本当に本当に素敵でした。

和に対する想いやファンの皆さんを大切に想い一切妥協する事なく挑戦する姿勢、限られた時間の中でしたが、顕嵐君の奥深い心の内に触れられた気がして嬉しかったです。

改めまして、明治座という格式高い伝統ある劇場で、阿部顕嵐 独演会『風姿花伝』第二期公演に出演させて頂けたことを誇りに思います。

今回の経験を糧に僕自身も一層精進し、より高みを目指して表現を磨いて参ります。

この先も顕嵐君の多方面でのご活躍を心より楽しみにしております。

またお会いできる日まで。

この度は誠にありがとうございました。

神谷亮太

Fin.