LTFブログ〜神谷亮太official〜

皆さん本日も一日お疲れ様でした。
今日も相変わらずいつも通りの一日を終えて今は家でゆっくりしています。

皆さんはどんな一日をお過ごしでしたでしょうか？

未だに新型コロナウイルス感染は終息をしないまま、最近では劇場クラスターも出てしまい、心配な気持ちはますます募るばかりです。

加えて熊本県を中心に深刻な被害が出ている九州豪雨も、未だに降り続ける雨の中、不安な思いで避難生活をされている方が大勢いらっしゃいます。

どんな言葉で表現することが適切なのか、こればっかりは良い言葉が出てきません。

最近は特に、何をするにしても色々なことに配慮しながらの生活、この度の新型コロナウイルス感染症は私たちの生活を大きく変えました。

江戸から明治、戦前から戦後に生活様式が一変したように、コロナ前からコロナ後の時代の変化は間違いなく歴史に残る大きな分岐点になります。

その影響による変化は街の至る所に見られ、少々息苦しさを覚えるような場面もあります。

そしてそんな状況の中、この度の九州豪雨でさらに多くの方が生活を苦しめられる事態です。

一体、今何を考えどんな行動を取ることが正解なのか、心の中でさえも雨が降っているような思いでいっぱいです。

今の時代に大切なことは何か。。。

僕から皆さんに何かメッセージを送らせて頂けるのであれば、一つだけ。

僕が一年前、今では皆さんも大好きなKYOTO SAMURAI BOYSのオーディションを受けた時のことです。

座右の銘は何ですか？という質問に僕はこう答えました。

「僕の座右の銘は「仁義」の「仁」、この一文字です。何も持っていなくても、「仁」という思いやりの心さえあれば、人はそれだけで魅力的になれる、そう思うからです。だから何もない今、「仁」というその心だけは絶やさず日々生きています。」
（逆を返せば、どんなに優れた能力や大金を持ち合わせていても、思いやりの心に欠ける人物はそれだけで魅力、信頼を失うことになる）

そんなことを言った記憶があります。

その気持ちは今も変わりません。

今の時代に大切なこと？
いや、いつの時代にも大切なことだと僕は思います。

これから先生きていく中で、自然災害は必ずまた私たちの生活を脅かします。
当たり前のように生きている毎日が当たり前にやって来ない、そんな日がやってきます。

その時にどれだけ被害を最小限に抑え、救える命を救えるか、避難生活をすることになった時に、どれだけ人を思ってお互い助け合えるか、それはその人次第です。

僕自身、コロナウイルスによって公演中の舞台が無期限活動休止になるという経験をしました。

こうやって一言で言えることでも、その裏には本当に様々な苦労を経験し、大変な思いもしてきました。これは経験した本人にしかわからないことでもあります。

きっと皆さんにもそんな経験があるかと思います。

僕はそんな経験をしたからこそ、

いや、今ではむしろその経験さえもが僕にとってはとてもプラスになっています。

だからこそ今まで以上に物事を深く考えるようにもなりました。

今も続くコロナ感染、そして九州豪雨。
私たち一人一人にできることは本当に微々たるものかもしれません。

ただ、一人一人が思いやりを持って行動することでいつか届く日がやってくると思います。

何でも自分だけで背負う必要はないと思います。

一つの舞台には幾つもの思いが重なり合っていて、皆さんが応援したいと思って下さる気持ちもその一つです。

きっと今も九州地方では、多くの方々が手を取り合って生活をしているはずです。

明日は我が身、明日でさえどんなことが起こるかわかりません。

どうか皆さんには、一日一日を大切に、そして周りの方への思いやりを持って、自分が好きなことを存分に楽しんでほしいと思います。

これはあくまでも僕自身の一意見として話させて頂きました。

梅雨の季節、心さえもどんよりと曇りがちな今、少しでも皆さんの心が晴れて軽くなってくれたら幸いです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

それでは今夜はこの辺で。

また明日。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おしまい