日常ブログ

#2 京都の皆さんへ

ブログを始めたら一番最初に伝えたいと思っていたことがあります。

今日は京都の皆さんへ。

昨年の8月から幕を開けた舞台「KYOTO SAMURAI BOYS」は新型コロナウイルスの影響によって無期限活動休止という選択を余儀なくされました。

何かを頑張ればどうにかなることではなく、僕たちはただただその選択を受け入れることしかできませんでした。

なんとなく覚悟はしていたけれど、それが現実になって初めて自分が置かれている状況の厳しさに気付かされました。

これから先どう生きていくか、今まで毎日のように公演していた日々が日に日に遠退いて行く感覚に淋しさを覚えました。

そして今でも心に引っかかっていることがあります。

今日はその話を少しだけ。

僕たちが毎日公演を行い続けた劇場「KYOTO SAMURAI THEATER」。

その専用劇場がある施設が「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」です。

僕たちはまるで学校に通うかのように毎日この十二十二に通い続けました。

最初は少なかったお客さんも日に日に増え始め、十二十二内も僕たちのポスターやスクリーンで溢れるようになりました。コラボ商品も置いて頂けるようになり、公演や稽古の合間に顔を出すといつも優しくして下さったこと、本当に嬉しく思っていました。

タピオカミルクティー、いか焼き、たこ焼きに、草餅、どれも本当に美味しいものばかりでメンバーそれぞれにお気に入りがありました。

僕は愛麩(まなふ)さんのミルクティーがお気に入りで、公演前のルーティンで一口、疲れている時に一口、あの懐かしい甘さが好きでした。。。

そんな風にいつも近くで応援して下さったにも関わらず、今こうして京都を離れることになってしまったこと、とても歯痒い気持ちでいっぱいです。

せめて京都を離れる前にご挨拶だけでもさせて頂きたかったのですが、長く休業が続いていたという事もありそれも叶いませんでした。

京都のファンの皆さん、そして十二十二のスタッフの皆さん、お元気でしょうか?

突然京都を離れることになってしまい本当に申し訳ありません。

いつも近くで応援して下さり本当にありがとうございました。

これから先もしばらくはコロナウイルスによる影響は続きそうですが、

いつか皆さんが、

「ここに彼らがいて、毎日のようにステージに立っていたんだ」

そんな風に十二十二を訪れる人たちに話して頂けるよう、これから先も日々精進して立派な俳優になります。

京都は僕たちにとって間違いなくかけがえのない故郷のような場所になりました。

短い間でしたが本当にお世話になりました。

またお会いできる日を心待ちにしています。

“グランドオープン「KYOTO SAMURAI BOYS」”
“またいつか、十二十二”

                                おしまい

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コメント

    • アオ
    • 2020年 6月 15日

    もっと時間をかけたら、きっと京都中の人が応援するような、素敵なコンテンツになったと思います。身近な人たちにあれほど愛されていた皆さんですもんね。
    いつも京都を大切に思ってくれて嬉しかったです。
    たった半年でしたが、それでも、この場所で18人の侍を応援できたこと、きっとずっと大事にしていきます。
    本当にありがとうございました。
    お礼が言えてよかったです。

    • うさろん
    • 2020年 6月 15日

    プレのときに偶然、観劇させてもらったんですが本当に魅入ってしまうパフォーマンスで、それから何度も足を運んでたくさん胸を熱くさせていただいてきました。
    いまでも京都市内のあちこちでKSBのポスターやノボリを見つけては「こんなところにも応援されている方が!」と嬉しくなります。
    こちらこそ、たくさんの感謝を込めて、ありがとうございました✨まだまだ応援しています。

    • Tatsum!
    • 2020年 6月 18日

    京都で応援してくれた方々、凄く嬉しいと思います。
    神谷君は特に写真やお料理などで、京都ならではのあれこれをブログにしてくれていたから、その思いの強さはしっかり伝わってると思います。
    愛麩さんのミルクティーがお気に入りだったなんてしりませんでした❗️コーヒーも紅茶も飲まないって言ってたから。それで愛麩さんがあんなに桔梗ver.のデコレーションをしてくれたり、神谷君の絵を描いてくれてた事、納得✨
    愛されてたんですね
    私は公演の前後に神谷君を一度も見た事がなかったですねー。泰江くんとか山縣くんはよく見かけました。
    アルバムが発売されて、グッズも増え、助走から大きくジャンプする時だっただけに残念だし、寂しかったです。
    相変わらず京都は好きだし、また行きたいですが、その時は改めて侍達が居ない事を寂しく思うでしょう。
    いかん、いかんまたちょっとメンタル弱くなった
    また十二十二に行く日を楽しみに前しか見ない❣️

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